2009年12月8日火曜日

HttpClient4.0 を使ってみる (1) -とりあえず使ってみる編-

The Apache Software Foundation で開発されている HttpComponents である HttpClient のバージョン4.0がリリースされた。 ちょうど個人的にHTTPでゴニョゴニョする案件があるので、英語のチュートリアルを読みながらやってみた。

とりあえず、YAHOO!にPOSTでアクセスしてみた。(YAHOO!さん、ごめんなさい)

HttpClient httpClient = new DefaultHttpClient();
HttpPost post = new HttpPost("http://www.yahoo.co.jp");

// SET PARAMETERS
List params = new ArrayList();
params.add(new BasicNameValuePair("hoge", "moge"));
post.setEntity(new UrlEncodedFormEntity(params, "UTF-8"));

// EXECUTE
HttpResponse response = this.httpClient.execute(post);
System.out.println(response.getStatusLine().getStatusCode());
System.out.println(EntityUtils.toString(response.getEntity()));


HttpClient3.1の時とは、クラスからメソッドまで一新されているので、概念に慣れるまでは勉強が必要かな。特に上記の例を見て分かる通り、HTTPレスポンスの扱い方が大きく変わっている。

2009年11月17日火曜日

Java : ConcurrentModificationException

Javaでコレクション処理中に ConcurrentModificationException が発生したのでMEMO。

<要件>
要件は以下のようだった。
  • マップに含まれる要素を全て検査して、条件hogeに一致した要素をマップから削除する

<失敗なソース>
for( Iterator iterator = map.keySet.iterator(); iterator.hasNext(); ) {
    Object key = iterator.next();
    if( isHoge(key) ) map.remove(key);
}

この際、iteratorのnextメソッドで、ConcurrentModificationExceptionが発生した。

理由は、mapの持つ要素のコレクションをiteratorで回しているにも関わらず、ループの中でmap自体の要素を削除していっているため、ループのためのコレクションが保てなくなったため。


<修正後のソース>
Object[] keys = super.keySet().toArray();

for( Object key : keys ) {
    if( this.exceededLimitTime(key) ) {
        this.remove(key);
    }
}

あー、考えれば当たり前のことなのに、考えが一転倒になってしまって、ハマってしまった・・・(涙)

2009年11月6日金曜日

画像認証ライブラリー Kaptcha を使ってみる vol.1 (導入~画像表示)

Java用の画像認証ライブラリー "kaptcha" を使ってみようと思う。

このエントリーを読んでいる人に、ここで言うところの「画像認証」が何だかを説明する必要はないと思うので、「画像認証」についての説明は省略。 面倒くさいから説明しないんじゃないだk(ry

kaptchaを利用すると、
  1. ↓このような認証画像を作成してくれて
  2. それと同時に、作成した認証画像に書かれた文字列をセッション変数に代入してくれます
ので、あとは、入力ボックスなどに入力された値と、セッション変数の値を比較すれば、認証ロジックの完成です。



数ある画像認証ライブラリーの中でも、なぜ kaptcha にしたのかというと・・・・・・「実装が簡単だから」。 実装してみて改めて思ったが、驚くほど簡単だった! kaptchaは、Google code で Apache License 2.0 で公開されているプロジェクトなのだが、そのプロジェクトページに、「他の画像認証ライブラリーよりも優れているよ」という記述があるので、気になる方は是非チェックして欲しい。

1. kaptchaをダウンロード
前置きはこのくらいで、さっそくダウンロード! ダウンロードページから最新版をダウンロードしよう。 これを書いた 2009年11月06日現在の最新版は、kaptcha v2.3 だったので、kaptcha-2.3.zip をダウンロードした。

言うまでもないと思うけど、ダウンロードしたzipファイルは解凍してくださいね。

2. jarを配置
わざわざ説明するまでもないかもしれないけど、ダウンロードした kaptcha の jar を、J2EEプロジェクトの /WEB-INF/lib/ に、配置してくださいね。

3. 認証画像を表示してみよう
では早速、認証画像を表示してみよう!web.xml に記述しましょ。 ↓こんな感じです。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<web-app xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/j2ee"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xsi:schemaLocation="http://java.sun.com/xml/ns/j2ee
http://java.sun.com/xml/ns/j2ee/web-app_2_4.xsd" version="2.4">

<servlet>
<servlet-name>Kaptcha</servlet-name>
<servlet-class>com.google.code.kaptcha.servlet.KaptchaServlet</servlet-class>
</servlet>

<servlet-mapping>
<servlet-name>Kaptcha</servlet-name>
<url-pattern>/Kaptcha.jpg</url-pattern>
</servlet-mapping>
</web-app>


ここでは、コンテキスト(context)直下の /Kaptcha.jpg にアクセスすると、認証画像が表示されるようにしました。 (というか、上記でダウンロードしたzipファイルに含まれているサンプルプログラムそのままです。)

tomcat とかのアプリケーションサーバーにデプロイして、早速アクセスしてみましょう。 ローカルのtomcatで試しているのであれば、 http://localhost:8080/context/Kaptcha.jpg にアクセスしましょう。 (URLは個人個人の環境にあわせてくださいね。 URLの context もちゃんと書き換えてくださいね。)

どうですか? 表示されましたか?

次回へ続く。

2009年11月2日月曜日

ロリポップ!でPHP5メモ

ロリポップ!で利用できるPHPのバージョンがPHP5に完全移行されることもあり、PHP5の設定に変更したときにハマったメモ。

apache権限で作成されたファイルが削除(変更)できない
この件は、いろいろなWEBページでも取り上げられていて、「サポセンに依頼した」とか書いてあるブログなどもあったが、2009年11月02日現在、ロリポップ!で提供している「ロリポップ!FTP」上からフォルダごとの設定で「apache権限からユーザー権限に変更する」みたいなチェックボックスでファイルのオーナーを変更できるようになっていた。 (問い合わせが多かったから、作ったのかな?)

サポセンに問い合わせしなくても大丈夫♪ これで変な心配しないで、PEARをgo-pear.phpからインストールできちゃうね♪

2009年9月14日月曜日

robots.txt まとめ

現在追記中。。。 (タブブラウザのタブを閉じるまえにココにメモww)

どこに配置するのか?
  • ドメインのルートに、「robots.txt」というファイル名で配置する。
  • レンタルサーバー等を利用している関係などでドメインのルートに robots.txt を配置できない場合は、各ページにrobot対策用のmetaタグを記述する。

利用上の注意点
  • robots.txt に強制力は無いため、robots.txtを評価しない検索エンジン(巡回プログラム)も存在する。 (クライアントに "検索エンジンには絶対に引っかかりません"などということは言わないこと!)


■参考サイト
検索エンジンロボットを制御する
http://tech.bayashi.net/pdmemo/robots.html

Google ウェブマスターツール -
robots.txt ファイルを使用してページをブロックまたは削除する
http://www.google.com/support/webmasters/bin/answer.py?hl=jp&answer=156449

Yahoo! Japan 検索 - クローラー
http://info.search.yahoo.co.jp/crawl/index.php

2009年8月17日月曜日

ゲームの「面」とは・・・?

友達と「しょこたん」こと中川翔子の話題になったのがキッカケで、しょこたんブログを読んだんだけど、とあるエントリーに「マリオの面に~」という記述があったんだ。 「面」って表現、久しぶりに見た気がする(笑) というか、今見ると何だか違和感のある表現だなぁ~。

たしかに子供のころ「STAGE」のことを「1面」「2面」と言って話をしていたけど、「面」ってなんだぁ~?

と思ってYahoo!知恵袋さんでも調べてみたところ、同じ疑問を持った人の質問を発見ー!

ゲームのstageのことを“面”と呼ぶようになったのは何故ですか?いつからですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1322173313

テレビゲームの「1面」や「1き」って何ですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1218807592

なるほどー。"画面"の"面"なのかぁ~。

ここからは僕の推測だけど、もしかしたら「面」という表現をした最初の人は、ゲーム開発者なのでは?(=ゲームプレーヤーではない) 僕もシステムエンジニアの端くれだけど、システムを開発していると、会議中などにポロッと深く考えずに発した言葉をプロジェクトが終わるまで(下手したら会社内でずっと)使うことって良くあります。

たとえば以前にあったのは、アプリケーションの一部のクラスファイルだけコンパイルし直して、そのクラスのみをデプロイすることを会議中にポロッと「差分デプロイ」なんて言ったら、プロジェクトの最後まで「差分デプロイ」と表現してたり。皆さんもそのようなこと、ありませんか?

だからたまに僕の周りでは新しい表現が発された時に「今、○○って言ったけど、以後、この○○って言い方で良い?」と確認することもあります。 下手にみんなが使い始めてしまうと、混乱を招く表現だったりするからね。

話が少しずれましたが、ということで、どうも「面」なんてことはプレーヤーが言いそうにないなぁ~と僕は思ったのです。 どちらかと言えばゲーム開発者が「面」と会議やら開発の行程でポロッと言ってしまい、それが広まったのではないのかなぁ~と思ったわけです。


あくまでも推測なので、正しい経緯をご存知の方は是非ご一報ください。

2009年2月24日火曜日

iBATISメモ

iBATIS for Java を利用するときに参考になる情報。

参考サイト
iBatisオフィシャルホームページ
http://ibatis.apache.org/

日本語マニュアルはココ
http://svn.apache.org/repos/asf/ibatis/java/ibatis-2/trunk/ibatis-2-docs/ja/

iBATISを使ったO/RマッピングによるDBアクセスの実例 - CodeZine
http://codezine.jp/article/corner/60

第2回:SQLを直接記述できるiBATIS(前編) - ThinkIT
http://www.thinkit.co.jp/free/article/0606/13/2/
第3回:SQLを直接記述できるiBATIS(後編) - ThinkIT
http://www.thinkit.co.jp/free/article/0606/13/3/

Taosoftware: iBatis アーカイブ
http://www.taosoftware.co.jp/blog/java/ibatis/

iBATISのキャッシュでディスクを使うなら、OSCache、EHCacheどっち
http://www.inter-office.co.jp/contents/109/


助言メモ
iBATISで参照(SELECT)した大量のデータをCSVファイルのようなファイルに出力するプログラムを書く場合は、 RowHandler の知識を勉強した上で iBATIS を利用した方が良いでしょう。 このことは、上記のリンクでは「
iBATISを使ったO/RマッピングによるDBアクセスの実例 3:CodeZine」で扱っています。


更新履歴
2009.12.15 - リンク先のURL変更を修正。